共同研究者の土屋助教(東京工科大学)の研究がFrontiers in Neuroscienceに掲載されました
共同研究者の土屋助教(東京工科大学)の研究「Comparison of muscle synergies in walking and pedaling: the influence of rotation direction and speed」がFrontiers in Neuroscienceに掲載されました。
中枢神経疾患後の歩行機能を再建するためには、歩行やその類似動作であるペダリング運動時の協調的な筋活動(筋シナジー)を理解することが重要です。 本研究では、健常者を対象にペダリング運動時の筋シナジーと歩行時の筋シナジーを比較し、その類似性を検討しました。
その結果、ペダリング運動時の筋シナジーは回転方向と速度によって構成が変化することが明らかになり、条件に応じて歩行と類似した筋シナジーが認められました。例として、30 RPMのペダリングでは大腿四頭筋と股関節伸筋が中心となる筋シナジーが顕著に観察され、60 RPMの前方ペダリングや80 RPMの後方ペダリングではハムストリングスが主体となる筋シナジーが確認されました。
これらの知見は、歩行機能再建のアプローチとしてペダリング運動を活用する可能性を示しています。今後は、歩行リハビリテーションへの応用に向けたさらなる研究が期待されます。
論文リンク:https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fnins.2024.1485066